塩キャラメルロールケーキ

塩キャラメルロールケーキ、今ちょっとブームになりつつあるこのスイーツ。最近はこの名前を聞いても不思議に思わないのだが、そう思わなくなったのはいつからなんだろう?塩スイーツなるとても矛盾したような言葉がチラホラ出てきたのは2、3年も前のことだろうか?塩=しょっぱい、スイーツ=甘い、だから矛盾しているのである。しかし、どうなんだろう、和菓子の餡には塩が入っているし、桜餅の桜の葉は塩漬けだし、塩大福などというものもあるのだから、塩スイーツも不思議なものではないはずだ。ただ、われわれの知る限りの洋菓子の世界では今までなかったというだけなのだろう。だから塩キャラメルロールケーキが、こんなにも話題になっているのだろう。普通、お菓子を作るときは、無塩バターを用いるのだが、岩塩の産地であるフランスのブルターニュ地方では有塩バターを使うのだそうだ。ブルターニュ地方出身のアンリ・ルルーの塩入バターキャラメルが日本に上陸してから、塩味スイーツが続々と登場、塩キャラメルロールケーキも、そういう流れの中から生まれたものだという。塩キャラメルロールケーキの中には、テレビで紹介されるなどして手に入りにくくなっているものもあるという。そう言われると、塩キャラメルロールケーキを早く食べてみたくなったりする。

人気

すっかりスイーツの中での地位も定着した塩スイーツだが、関西や九州方面からのロールケーキのブームとも重なって特に人気がでたのが、塩キャラメルロールケーキだ。もっとも手軽に買えるのは、コンビニなどで売っている、「無印良品」の「塩キャラメルのロールケーキ」だ。粒塩をアクセントにしたキャラメル風味のクリームを、キャラメル生地で巻いた、まさにキャラメルづくしである。価格は¥130なので、ちょっとおやつに、夜食に食べるのに最適だ。一方、テレビで紹介されて大変な人気になってしまった京都の「シトロン・サレ」の「塩キャラメルロールケーキ」は、お店に行って食べられる。しっとりしたぐるぐる巻きの生地の巻き数が多くて、ほんのり塩味のキャラメルバタークリームのコンビネーションは大人のケーキの味わいだ。こちらは¥320でテイクアウトもできるということだ。ネット通販でも買えることになっているのだが、テレビで紹介されてから注文が殺到して、注文から一ヶ月待ち状態らしい。これは京都に行ったらぜひ食べてみたい塩キャラメルロールケーキである。

いろいろ

塩キャラメルロールケーキがこんなにもブームになって、もう塩キャラメルロールケーキをおいてない洋菓子店は時代遅れになりつつある。お店に行って食べられるもの、テイクアウトできるもの、いろいろだが、ネット通販などで手に入れられるものもずいぶんあるようだ。そのひとつモンサンクレールのオーナーシェフ辻口博啓の世界初のロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」の塩キャラメルロールケーキ「キャラメルサレロール」も興味深い。ふわりとした生地に葛で固めた塩キャラメルが巻かれている。こちらの塩は石川産の塩とのこと。ちなみに「サレ」とはフランス語で塩のことだ。¥2,750/1本、¥1,870/ハーフ、¥420/カットと大きさが選べるのもうれしい。これはお使い物にしたり、ひそかに一人で食べたりいろいろできる。そのほかにも、大阪四条畷市の季節のお菓子とシュークリーム・ロールケーキの店「プレジール」の塩キャラメルロールケーキ「自然卵のふわふわロール塩・キャラメル風味」(¥1,575)や、東京大田区馬込の創作フランス菓子の店「Ptisserie稲垣」の塩キャラメルロールケーキ「キャラメルメープルロール」(¥1,880)、十勝の小さな町の洋菓子店「お菓子の館 あくつ」の塩キャラメルロールケーキ「キャラメル塩ロール」(¥400)など、まだまだこれから続々と、いろいろなお店から発売されるだろう。近くの洋菓子店にも、おいりい塩キャラメルロールケーキがあるかもしれないから、覗きにいってみてはいかがだろうか。

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